校正・校閲の教科書

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「2」解答編 Web校正・校閲の無料練習問題(10題)

 

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「2」解答編 Web校正・校閲の無料練習問題(10題)です。

 

解答

11チキンやラム肉、海老にベジタリアンなど、煮込む具材のチョイスも豊富です。

解答 普通ベジタリアンは煮込まない。多分「ベジタブル」を打ち間違えたのだろう。

 

12そのため夏といえども、冷房の効いた部屋では加湿器などで乾燥を防いだり、ミストタイプの化粧水で肌を適度に潤わしてあげたりする必要あります。

解答 必要「が」あります。ちゃんと「てにをは」をいれること。

 

13いつもと顔ぶれがさほど変わらない人、新たな新境地に挑む人、部下ができた人もいるかもしれません。

解答 新たな新境地は重ね言葉。「新たな境地」か「新境地」。

 

14人間関係の環境が変われば、改めて気になるのが「人と人とのお付き合い」では?

解答 「人と人とのお付き合い」が不自然。「人とのお付き合い」でよい。もし人と人を使いたければ「人と人との関係性」とする。

 

15駐日イスラエル大使を3年務め、テラリムグループ極東代表、イスラエル松濤館空手道協会名誉会長に就任されている方です。

解答 「就任されている」という文言に違和感。「会長に就いている方」でよいのでは。

 

16でも変わらないのは、条件は現実的になっても、女性が男性選びに妥協することはないてこと。

解答 ない「っ」てこと。

 

17「医療・医学ニュース」では、精神的ストレスが強いと、シミやシワが多くなるなど肌とストレスの因果関係について、カネボウ製薬が究明したと発表。

解答 「カネボウ製薬」は現在「クラシエ製薬」に社名変更。過去記事なら「カネボウ製薬(現クラシエ製薬)」とする。固有名詞は必ず調べる。

 

 

 

18それが、無意識の攻撃で相手を傷つける可能性を減らし、しいては「思いやり」につながるのではないでしょうか? 

解答 「しいては」が間違い。正しくは「ひいては」。 漢字なら「延いては」。

 

19新顔のガウチョパンツ(カウボーイがはいていた、裾がゆったり広がった、7分丈のパンツ)は、ミモレ丈スカート感覚で履けるので、スカート派でも挑戦しやすいアイテム。コーデは、ミモレ丈スカートのように、トップスをコンパクトにまとめれば、すんなり履きこなせます。履くだけでファッション鮮度が急上昇しちゃいますよ。

解答 スカートを「はく」は「穿く」。普通はひらがな表記。靴や靴下は「履く」だが、スカート、パンツは「穿く(はく)」。

 

20どれも定番アイテムにもコーディネートしやすい、旬のアイテムばかり!

解答 アイテム「にも」の「も」がいらない。定番アイテム「に」。「どれも定番アイテムにコーディネート~」か「定番アイテムにもコーディネート~」にする。

以上です。お疲れ様でした。

ちょっとした間違いを直すだけで作品がぎゅっと引き締まります。そんな小さなことを日々積み重ねていくことが良質なコンテンツとしての評価につながります。まさに微差が大差なのです。たかが赤字、されど赤字。文章がある限り校正に終わりはありません。


記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集

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