校正・校閲の教科書

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「5」解答編 Web校正・校閲の無料練習問題(10題)

 

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「5」解答編 Web校正・校閲の無料練習問題(10題)です。

 

解答

51大きめサイズの通勤バッグを、オフモードの小さめバッグに変えるだけでも、気分が変わりますよね。

解答 バッグを「かえる」は「替える」。

 

52谷崎純一郎の「細雪」の中では、目の下のシミを消すなら結婚すること、と書かれていましたが、これは昔の話。

解答 谷崎 「潤」一郎が正しい。固有名詞は必ずチェック!

 

53「ノンケミカル」や「フリー処方」とは、それらをできる限り排除したということ。

解答 薬事法に抵触?「処方」の文言がダメ。「処方」は医薬品のみに使う。「フリー配合」、「添加物フリー」などにする。

 

54どうしたら冬太りの脚を脱却することができるのでしょう?

解答 冬太りの脚「から」脱却。「を」でも間違いとは言い切れないが「から」の方が一般的で多用される。「から」の方が「脱却」と親和性がある。

 

55誰かを好きになるということは、自分の感情だけ通そうとするのでなく、相手を思いやる気持ちがなければ、復縁しても同じように別れを繰り返してしまう人が多いですよ。

解答 校正の問題というより編集の問題かな。文章が長いし、ねじれもある。二つの文にする。例えば、「誰かを好きになるということは、自分の感情だけを押し通すことではありません。相手を思いやる気持ちがなければ、復縁しても同じように別れを繰り返してしまうでしょう」。

 

56米コーネル大学の研究員で、ダイエット関連本の著者でもあるブライアン・ワンシンクさんが行った「食事パターン」の研究では、食べ過ぎの原因とその対策方法を詳しく調査しています。

解答 「対策方法」ではなく「対策法」。または「方法」をとり「対策だけ」でも可。

 

57「美・皇潤」が高い評価を得ているのは、年齢とともに少なくなるコラーゲンとヒアルロン酸を高配合していこと。

解答 高配合してい「る」こと。

 

58しかも原材料は世界三大美女も愛したとされる高級食材の「フカヒレ」や「燕の巣」という贅沢さで、即効性も期待できるそう。

解答 「即効性」という表現がダメ。薬事法に抵触?

 

59アンケートで興味深かったのは、男性陣のコメントです。「しょっちゅうある」と解答した46才 男性のコメントには、「ときめかなくなったら、人生も終わりに近い。」とありました。

解答 この場合の「かいとう」は「回答」。また46「才」の「さい」は「歳」を使うのが一般的。

 

60胸がときめくとホルモンが分泌して、若返りの効果があるとも言われるそうです。

解答 最後が少し冗長だし、おかしい。「~効果があると言われています。」にする。

 

以上です。お疲れ様でした。


記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集

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